医療事務の小ネタ(病院の赤字って?)

前回の投稿で赤字の病院が多いと書きました。

「そもそも病院が赤字ってなんで?」

「お医者さんってたくさんお給料もらってるんやないと?」

「保険診療してたくさんお金入ってくるんやない?」と思いませんか?

私もそう思っていました。

「医者が金持ち=病院は儲かっている」

というのはもう昔の話なのかもしれません。

(もちろん黒字で潤っている病院もあるとは思います)

なぜ赤字になるのか、私の知りうる限りをお話しようと思います。

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まず【病院の収入とは?

・保険診療

・自費診療

大まかにこの2つです。

保険診療は窓口で最大3割まで患者が支払います。

残りは保険者に請求となります。

ただし!請求した額が全て支払われるわけではありません。

審査に通らなければ支払われないこともあります。

(すでに診察を行っているのに認められず、お金が入ってこないのは本当にきついです。。。)

自費診療

・健康診断、がん検診

・商品販売(医療機関でしか販売できないような商品などなど)

・自由診療(保険適用外の注射(プラセンタやにんにく注射、美白注射、ケミカルピーリング、専門家への相談など)

などがあります。

こちらは各医療機関がある程度自由に金額を設定し、全額患者支払いです。

この他、交通事故の自賠責や労災に対応している病院ではこれらの収入もあります。

続いて【病院の主な支出】を見てみましょう。

・人件費

・家賃、光熱費

・検査委託料

・機材の保守費用

・各種ソフトウェア(電子カルテや予約システム)の保守費用

・各自治体医師会の会費

・広告料(看板設置などをしている場合)

思ったより出ていくお金は多いのです。

単純に患者が増えればいいのかというと、そうもいかず。。。

患者が増える=対応する人でも必要になりますよね。

では単価を上げる。。。と言っても保険診療ではできることは限られています。

また、保険診療が増える=医療費がかさむ=保険料が上がるにつながるのではと思います。

病院を維持しつつ、医療費を下げるというのは支離滅裂だなと感じる今日この頃なのでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

医療事務

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